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なぜ、コンロ作りなのか?

 日本のサラリーマン辞めて、アフリカの難民キャンプの若者支援やって、次は、NGOで難民のためのコンロ作り。なんで?とよく聞かれる。確かに一貫性に欠けているようにも見える。が、そもそも、人生なんてすべてがシナリオ通りに進んでいたらつまらない。
 大体、サラリーマン辞めたのが2009年10月。結婚して8カ月しか経っていなかった。普通、新婚ホヤホヤの男が、「会社辞めて、ケニアの難民キャンプで働く」って言ったら、離婚騒動に発展するだろう。ところがどっこい。当時、東京の難民支援NGOで働いていた妻は「じゃあ、私も」と、私がケニアに赴任した約1年後に、首都ナイロビの国連機関に就職してしまった。しかも、私よりも数段上の待遇で(涙)。日本では、私が営利企業の正社員で、妻は小さなNGO職員。給料は倍くらい違った。しかし、今は、逆転満塁ホームランを打たれた気分で、一気に試合の主導権を握られてしまったのだ。
 ナイロビから500キロ離れたダダーブでの1年契約の仕事が終わった後、夫婦同じ場所で働きたいと思い、ナイロビで仕事を探したのだけど、これがまた難しい。国連機関やNGOなど、たくさん空席は出るのだけど、いくら履歴書を送っても、良い返事が来ない(涙)。人道支援の現場での経験を重視する国際機関では、日本の会社員だった私が、さまざまな現場での経験をぶら下げて世界中から応募してくる人たちに太刀打ちできるわけがない。
このままじゃ、「ナイロビで専業主夫」というタイトルでブログでも書くしかないなあ、と思っていたら、ダダーブのNGOで働いていたタンザニア人のJが、「俺ここでの仕事辞めるから、俺のポジションの空席が出るよ」とアドバイスしてくれた。Jとは仲良しで、JのNGOの幹部がダダーブへ視察に来るたびに、一緒にご飯を食べたりしていた。もし、上司たちが私を気に入ってくれていたら、チャンスはある!と、乗り乗りの気分に。
 しかし、また、ダダーブに逆戻りになったら、夫婦離れ離れになってしまう。しかも、あの灼熱地獄のダダーブへ戻るだけの体力があるだろうか?1年ダダーブで働いたが、体調数回崩すわ、白髪増えるわ、体重減るわで、心身共に疲れ切っていた。どうしよー、と考えた末、Jが「毎週末、ナイロビに戻れるし、年間9週間の有給があるよ」と言ったので、妻の承諾を得て、応募することにした。
そしたら、応募書類提出してから約3週間後、JのNGOの本部から電話があった。すでに顔見知りのJの上司から「コンロの仕事はしたことある?」と聞かれて、「全くありません」と正直に答えた。その後、「家族はどこに?」「私たちの活動について知っていることを話してください」などといくつか3~4分間質問を受けた後、「じゃあ、採用します」と内定を頂いた!超、適当――!志望動機も聞かれず、コンロの仕事すらしたことないって言っているのに、こんな採用プロセスで果たしていいのだろうか?と疑問に感じたが、まあ、とりあえず、妻と同じ国で仕事を頂けるということに感謝した。
 だから、「なぜ、コンロ作りなの?」と聞かれても、実際は返答に困る。別にコンロに特別思い入れがあるわけでもなかったし、環境問題をやりたかったわけでもなかった。妻と同じ国で働けて、勤務時間に柔軟性がありそうな組織だったというのが一番の理由。私たち夫婦、出会って6年、結婚して2年半近くになるが、いまだ、同じ都市で暮らしたという経験がほとんどない。妻は韓国人だが、最初はソウル(妻の大学)ー奈良(私の初任地)。そして、新潟(妻の大学院)―奈良。新潟―広島(私の転勤先)。東京(妻のNGO)―広島。そして東京―ダダーブ。で、今、ダダーブーナイロビ。でも、毎週末、ナイロビーナイロビだから、今までよりは、一番距離が近くなったというわけだ。アフリカで、初めての夫婦生活が営めるということになる。どんな、新婚生活が待っているのか。乞うご期待!
 
 
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「離婚」するべきか?「離婚相談」はどこに出来るの? 「離婚慰謝料」はいくら?そんな悩みを1つ1つ離婚経験者が教える「離婚必勝マニュアル」です。

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新婚生活を満喫できるね!

理由は「妻の近くにいたいからコンロを作ってる」でいいんじゃない??

なんで生きてるの?って聞かれたらいろいろやりたいことがあるからじゃん!?

仕事がしたくて生きているわけじゃないじゃん。

ところでケニアにもカジノあるわけ??




Re: 新婚生活を満喫できるね!

ありがとう。返事が遅くなってごめんちょ。ケニア、カジノありまくり。家の目の前にもあるよ。でも、そこに入ることは妻から固く禁じられているけどね(涙)。
プロフィール

seventh star 7

Author:seventh star 7
黒岩揺光  
1981年、新潟生まれ。7人兄弟の末っ子。15歳で米国留学して以来、住んだ国は計8カ国に。海外生活計17年。日本では毎日新聞記者、アフリカでは難民キャンプの工場長、アゼルバイジャンで主夫、ジュネーブで国連職員などを歴任。現在は中東ヨルダンで妊娠した妻に寄り添う専業主夫。
 著書に「僕は七輪でみんなをハッピーにしたい」(ユーキャン)「国境に宿る魂」(世織書房)。
メール連絡先 yokuroi×hotmail.com (「×」を「@」にしてください) ツイッター:@YokoKuroiwa

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