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私がカープで一番な好きな選手

 さあ、東京ドームで巨人とのファイナルステージが始まりました!

 巨人第一戦1


 妻のスージンは仕事があるので、先にアゼルバイジャンに帰り、私は飛行機を再予約して、日本に居残った。

 東京ドームでの6試合はすべてチケット2枚買ったので、各試合とも知り合いを誘った。

 16日の試合に付き合ってくれたのは、15歳の時、一緒に米国に留学した旧友のFくん。野球観戦は人生で2度目といい、私がカープで一番有名な前田健太投手のTシャツを貸すと、Fくんは「この選手って、まだ現役なの?」とカープファンに聞かれたら殴られそうな質問をぶつけてくる。

巨人第一戦3


 そんなプロ野球を知らないFくんも、巨人のスタメンの名前を見ながら、「阿部、坂本、村田、高橋由伸は聞いたことあるなー」と言う。この一コマだけでも、広島がどれだけ不利な戦いを強いられているのかがわかる。

 そして、今日の広島の先発は、私がカープの選手で一番好きな大竹投手。

巨人第一戦2

 2001年にカープに入団した。当初、粘り強い投球をするのだが、なぜか、大竹が投げる時に限って野手がエラーを頻繁にし、勝ち星に恵まれなかった。あまりにもエラーが重なると、大竹はマウンド上で空を見上げたり、目をつぶって俯いたりと、野手の前で落胆を露にした。私はそれを見て「自分勝手な奴だなー」と思っていた。

 私も中学時代、三塁手でよくエラーをした。それで、投手がロジンを地面に投げつけたりして落胆を露にすると、重圧がかかり、さらにエラーをし、悪循環だったのだ。

 2008年、メジャーリーグで活躍する黒田がカープを去った直後、大竹はエースを任された。しかし、2010年、キャンプで投げ込みすぎてケガ。2年間、ほとんど登板機会がなくなる。

 しかし、2012年、大竹は復活した。そこには、新しい「大竹」がいた。味方がエラーしても、お尻を叩いて励ました。7回1失点でマウンドを降り、中継ぎ投手が打ち込まれ、勝ち星がなくなっても、ベンチでその中継ぎ投手の横に座り、励ました。(その投手はタオルで顔を隠していた)

 同じ年、カープの絶対的エースとなった前田健太が、4点リードのまま、8回でマウンドを降り、9回に中継ぎ投手が逆転を許した時、「一つ勝つことが、自分にとってどれだけ難しいことかわかってほしい」と試合後に自己中心的な発言をした。

 しかし、その数日後、大竹が同様の経験をした際、「自分がもっとしっかり抑えていたら、周りを楽にできた」という思いやり溢れる言葉を残すのを見て、前田健太も変わる。

 今年5月、前田が先発した試合、セカンドの菊池がエラーを三つもした。前田は菊池のお尻を叩き続け、「楽にさせてあげられなくて悪かった」と試合後コメント。以来、菊池のエラーは減り、持ち前のスピードでプロ野球の補殺記録を塗り替え、カープ躍進の立役者となった。

 今日の試合も、2回にサードの小窪がエラー。いつもの様に、大竹は小窪のお尻をグラブでポンと叩いた。無死一塁だったが、大竹は、高橋、坂本を連続三振、ロペスをセカンドゴロに打ち取った。そこには、「小窪のためにも、ここはなんとしても抑えてやる」という大竹の思いやりが感じられた。

 試合は、3対2で惜しくも破れた。最後はカープが2死1、2塁と一打同点のチャンスを作り、菊池がショート内野安打を放ったが、2塁走者の赤松の走塁ミスで、試合終了。

 おそらく、大竹は、試合後、赤松のお尻をポンと叩いただろう。大竹の精神がチーム全体に広がり、「赤松のためにも、次は絶対勝つぞ」となることを願いたい。そして今日の先発は、折しも前田健太だ!
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プロフィール

seventh star 7

Author:seventh star 7
黒岩揺光  
1981年、新潟生まれ。7人兄弟の末っ子。15歳で米国留学して以来、住んだ国は計8カ国に。海外生活計17年。日本では毎日新聞記者、アフリカでは難民キャンプの工場長、アゼルバイジャンで主夫、ジュネーブで国連職員などを歴任。現在は中東ヨルダンで妊娠した妻に寄り添う専業主夫。
 著書に「僕は七輪でみんなをハッピーにしたい」(ユーキャン)「国境に宿る魂」(世織書房)。
メール連絡先 yokuroi×hotmail.com (「×」を「@」にしてください) ツイッター:@YokoKuroiwa

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