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恐るべし韓国野球

4週間の休暇を取って、韓国と日本で過ごした。野球好きな私は、4週間で4回、プロ野球を観に行った。2回は韓国で、2回は日本で。

日本のプロ野球を観に行くたび、いつもジレンマに悩まされる。好きな選手を大きな声で応援したいが、その選手の近くでも見たい。でも、両方はできない。応援団が外野席にあるためで、内野席は基本、静かに応援する。東京ドームとかだと、内野席で立ち上がったりすると、係員から怒られてしまう。

高いお金を払う内野席のお客が静かに見れるように配慮されているのだろうな、と納得していたが、先日、韓国のプロ野球を初めて観に行き、日本の様な熱狂的な応援団が内野席、しかも選手のベンチ裏を陣取っているのを見て、驚いた。韓国人の友人は、「一生懸命応援する人ができるだけ選手の近くで観戦できるのは当然のこと」と言う。

韓国では地下鉄内で携帯電話通話ができたりと、日本とは「騒音」の定義が少し異なる。10年ほど前、タイで高速バスに乗った時、運転手と添乗員が「わっはっはは」と大きな笑い声を出していた。「勤務中のくせに、お客の迷惑だろ」と私は不機嫌になった。しかし、その笑い声が、10分、20分、30分とずっと続くうち、「自分が、こんなに長い間笑い続けたことってあっただろうか?」と逆に、羨ましさと楽しさが交互するようになっていった。

やかましいファンが選手の近くにいられるだけでなく、韓国野球では、日本では見られない光景がいくつかあった。試合中に投手が投球練習をする最中、外野の選手が、中学生くらいのボールボーイとキャッチボールをしていた。その外野手は、将来メジャーに行くかもしれないほどのスター選手らしく、私が中学時代、外野にいるイチロー選手とキャッチボールをする光景を想像し、勝手に興奮してしまった。ちなみに、日本の場合、選手がベンチから出てきて、外野手とキャッチボールをする。

5回終了時のグランド整備中には、両チームの選手が全員グランドへ出てストレッチを一緒にする。試合中に、敵対するチームの主力選手同士が雑談をする姿は、とても新鮮だった。そして、試合後は、負けたチームも、勝ったチームも両方がベンチ前に出て、ファンに一礼。日本は、ホームチームが勝った場合のみ、挨拶をする。

野球一つとっても、異なる点が多い日本と韓国。違いばかりを強調するのではなく、学び合える部分は学び合って、スポーツ交流を計っていってほしい。野球が国民的スポーツの国というのは、世界的にみたら、とても珍しいことなのだから。
ちなみに、日本で見た2試合は、もちろん、カープ戦だったが、なんと、2試合のカープの合計得点が0点!!!(9月23日と24日)。
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プロフィール

seventh star 7

Author:seventh star 7
黒岩揺光  
1981年、新潟生まれ。7人兄弟の末っ子。15歳で米国留学して以来、住んだ国は計8カ国に。海外生活計17年。日本では毎日新聞記者、アフリカでは難民キャンプの工場長、アゼルバイジャンで主夫、ジュネーブで国連職員などを歴任。現在は中東ヨルダンで妊娠した妻に寄り添う専業主夫。
 著書に「僕は七輪でみんなをハッピーにしたい」(ユーキャン)「国境に宿る魂」(世織書房)。
メール連絡先 yokuroi×hotmail.com (「×」を「@」にしてください) ツイッター:@YokoKuroiwa

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